研究概要 Outline

島根大学 総合理工学研究科 荒河一渡 (あらかわ かずと) 研究室のホームページへようこそ。

原子炉・核融合炉材料、火力発電用ボイラー材料、高圧水素貯蔵タンク材料、LSI 通電細線、および発光素子用半導体といったエネルギー関連無機材料、さらには橋梁材料などの一般構造材料のマクロな性質は、原子配列の局所的な乱れである結晶格子欠陥 (点欠陥、点欠陥集合体、転位 等) によってしばしば支配されます。しかし、比較的単純な材料である純金属においてさえ、格子欠陥の構造と挙動には未解明の重要な問題が多く残されています。

我々は、格子欠陥という固体内局所構造の構造と挙動を実空間で観測するために極めて有効な手法である透過型電子顕微鏡法 (TEM) を駆使して、金属・半導体における個々のナノスケールの格子欠陥の挙動を直接観測することによって、それらに関する新たな基礎的知見を世界に先駆けて獲得してきました (K. Arakawa et al.: Science (2007), K. Arakawa et al.: Physical Review Letters (2006), 等)。

本研究室では、TEM による格子欠陥に関する研究を推し進め、① 格子欠陥が導入される系における格子欠陥蓄積過程およびそれに伴う物性変化を予測するための基盤の構築、および ② そのような基礎的知見に基づいた格子欠陥挙動の制御による高機能材料の新規開発、を目指して研究を推進しています。


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